ヤンゴン国際空港が再稼働、航空物流も再開

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2021年02月05日

ミャンマー国軍のトップであるミンアウンライン国軍司令官兼国家統治評議会議長は2月3日、ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)の幹部と首都ネピドーで会談した際、空港の再開を指示済みと参加者に説明した。

ヤンゴン国際空港関係者やミャンマー国際フレイト・フォワーダーズ協会(MIFFA)、日系物流会社などによると、ヤンゴン国際空港や税関は稼働を再開しており、2月1日以降、引き取りができなかった航空貨物の引き出しも可能となったという(2021年2月3日記事参照)。

また、現地時間の2月3日午後および4日午後には、マレーシアから在外ミャンマー人を乗せた救援便がヤンゴンに到着している。ミャンマー国内線も4日に運航が再開された。在日ミャンマー大使館は、成田発ヤンゴン着の全日空救援便について、2月11日からの再開に向け調整をしているとフェイスブック上で伝えている。

新型コロナウイルスの感染拡大防止策として講じられてきた、ヤンゴン国際空港の国際旅客便の着陸禁止措置は、1月末に国民民主連盟(NLD)政権がその期限を2月28日まで延長することを発表済みで、これは現在も有効とみるのが一般的だ。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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