在外ミャンマー人帰国救援便の離発着が開始、空港は部分的に稼働

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2021年02月03日

空港が閉鎖されていたミャンマーで、在外ミャンマー人帰国のための救援便開始準備(2021年2月3日記事参照)が伝えられていたが、ジェトロがヤンゴン国際空港の入国管理局に確認したところによると、2月3日午前、ミャンマーエアウエーズインターナショナル(MAI)の救援便がマレーシアに向けて出発したことがわかった。同日午後4時30分(ミャンマー時間)にクアラルンプールから救援便としてヤンゴンに戻る予定という。運輸通信省民間航空局が認める救援便の離発着は可能になり、空港の完全封鎖は解除され、部分的に稼働し始めた(一部を除き、空港内への立ち入りは不可)。

なお、ミャンマー国軍は、救援便の数が少ないことが要因で在外ミャンマー人の帰国が困難に直面していることに鑑み、各種のルールに基づき救援便の増便など早急に対応すると、フェイスブック上に掲載している。

(菊池芙美子)

(ミャンマー)

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