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湖北省、2020年のGRP成長率はマイナス5%に

(中国)

武漢発

2021年02月02日

中国中部4省(湖北省、湖南省、河南省、江西省)の2020年の経済指標が発表された(注)。2020年の域内総生産(GRP)は、湖北省が前年比5.0%減の4兆3,443億元(約69兆5,088億円、1元=約16円)、湖南省が3.8%増の4兆1,781億元、河南省が1.3%増の5兆4,997億元、江西省が3.8%増の2兆5,692億元となった(添付資料表参照)。

新型コロナ発生後も貿易は各省で好調

貿易額は、湖北省が前年比8.8%増、湖南省が12.3%増、河南省が16.4%増、江西省が14.3%増と、いずれも拡大し、その伸び率は中国全体(1.9%)を大幅に上回った。湖北省は初めて4,000億元を上回った。

それぞれの内訳をみると、湖北省では、EUとの貿易額が前年比17.1%増の595億元で最多となり、米国が22.8%増の572億元、ASEANが5.6%減の555億元、日本が9.5%増の371億元と続いた。品目別では、輸出は、電気機械製品が1,269億元で輸出総額の約半分を占め、そのうちICチップの輸出が30.8%増の75億元と大幅に増加した。一方、輸入でも、電気機械製品が14.2%%増の1,083億元となり、輸入の約7割を占めた。そのうち半導体製造設備が25.8%増の264億元、ICチップが22%増の229億元となった。

湖南省では、ASEANとの貿易額が前年比30.9%増の810億元で最大となり、米国が30.6%増の539億元と続いた。品目別では、輸出は電気機械製品が12.2%増の1,498億元で輸出総額の4割超を占めた。一方、輸入は、電気機械製品が21.3%増の662億元、ハイテク技術製品が44.7%増の451億元だった。

河南省では、米国との貿易額が前年比4.9%増の1,335億元で最大となり、ASEANが13.2%増の868億元、EUが40.1%増の844億元と続いた。品目別では、輸出は、電気機械製品が4.4%増の2,820億元で最大となり、そのうち携帯電話が6%増の2,315億元だった。一方、輸入は、ICチップが42.4%増の990億元で最大となった。

江西省では、ASEAN、米国、EUをはじめとする主要貿易相手10カ国・地域との貿易額が前年比16.7%増の3,027億元となり、貿易額の7割超を占めた。品目別では、輸出は、ワイヤレスイヤホンや携帯電話、パソコン・タブレットなどの在宅勤務に関連した商品が67%増の567億元だった。

湖北省は2021年のGRP成長率目標を10%以上に

新型コロナウイルスの感染拡大による深刻な影響を受けた湖北省は、2020年第1四半期のGRP成長率がマイナス39.2%と大幅に低下したが、2020年のGRPは前年の95%の水準にまで回復を遂げた。2021年1月24日に開催された湖北省第13回人民代表大会において、湖北省政府の王暁東省長は「湖北省における2021年の経済成長率目標を10%以上とする」と述べ、経済回復に全力で取り組む姿勢を示している。

(注)各省統計局の発表日は、湖北省と湖南省が1月19日、河南省が1月22日、江西省が1月26日。

(片小田廣大)

(中国)

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