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2020年通年の新車販売台数、前年比12.4%減の52万9,434台

(マレーシア)

クアラルンプール発

2021年02月22日

マレーシア自動車連盟(MAA)は1月21日、マレーシアの2020年の新車販売台数を、前年比12.4%減の52万9,434台と発表した。新型コロナウイルス感染拡大などの影響で、特に上半期の販売は振るわなかった。他方、下半期は、2020年6月15日から導入された乗用車への売上税減免措置によって、販売が回復基調となった。メーカー別では、国民車メーカー2社(プロトン、プロドゥア)で市場の約6割を占めた。

2020年の新車販売の修正目標を達成

新車販売台数の内訳をみると、乗用車が前年比12.6%減の48万965台、商用車が10.4%減の4万8,469台だった(添付資料表1参照)。前年割れとなったものの、下半期の追い上げにより、MAAが2020年12月に発表した目標台数47万台は達成した。なお、MAAは2020年1月に目標台数を60万7,000台と発表していたが、その後、新型コロナウイルスの影響を踏まえて目標値を22%下方修正していた。

各メーカーは前年割れが目立つ

メーカー別にみると、第2国民車のプロドゥアが全体の41.6%を占めた(添付資料表2参照)。同社は前年に引き続き1位となったが、販売台数は前年比8.4%減の22万163台だった。他方、第1国民車のプロトンの販売台数は8.3%増の10万8,524台で、シェア別の2位(20.5%)を維持した。プロトンが2018年12月に発売したスポーツ用多目的車(SUV)「X70」は好調が続き、年間2万1,944台を売り上げた。

これに対して、日系メーカーは、ほぼ軒並み前年を割り込んだ。ホンダの販売台数は、前年比29.2%減の6万468台だった。同社のシェアは11.4%を占めて3位となったが、前年の14.1%から2.7ポイント低下した。次いで、トヨタが5万9,320台(前年比15.3%減)で、4位となった。

2020年の生産台数は、販売台数の減少に伴い、前年比15.1%減の48万5,186台だった(添付資料表3参照)。全体の9割強を占める乗用車が45万7,755台と前年より14.3%減少し、商用車は26.9%減の2万7,431台だった。

2021年の新車販売は57万台を目標

マレーシア政府は、新型コロナウイルスによる新車販売への影響を考慮し、2020年6月15日からの乗用車の売上税減免措置を導入した。これにより、2020年下半期の新車売上は大幅に回復した(添付資料図参照)。自動車業界からの要請もあり、同措置は、2021年6月30日までの延長が決定している。同措置の延長が、2021年も引き続き自動車市場の回復を後押しするとみて、MAAは2021年の新車販売台数目標を57万台とした。

(関淑怡)

(マレーシア)

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