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ASEAN、第11回AEC全体会合と高級経済実務者会合が開催

(ASEAN、ブルネイ、タイ)

バンコク発

2021年02月02日

タイ貿易交渉局の2月1日の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、第11回ASEAN経済共同体(AEC)全体会合(CoW)が1月23日に、第52回ASEAN経済相会合(AEM)に向けた高級経済実務者会合(SEOM)が1月25日から27日にかけてオンラインで実施された。

ASEAN事務局の1月24日のリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、CoWでは同事務局のアラディン・リロ事務次長が議長となり、AECにおける2021年の経済分野での優先事項や分野を横断するイニシアチブについて議論が交わされた。リロ氏は、今回のCoWはAECブループリント2025PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)の第2期(2021~2025年)とASEAN包括的復興枠組み(ACRF)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)の始動させる時期に開催されるため、良いタイミングだとした。CoWには、情報通信技術(ICT)、電子商取引、運輸、エネルギー、観光、金融、知的財産、競争法、消費者保護、農林、鉱物、科学技術、イノベーション、ASEAN統合イニシアチブ・タスクフォースなどに関わる経済官僚が参加した。

CoWでは、AECの各分野別機関(セクトラルボディ)が、AECブループリント2025の中間レビューの暫定的な結果を発表した。分野別作業計画外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの第2期(2021~2025年)における主要要素と最新状況について報告がされた。また、デジタル時代がもたらす雇用への影響など、第4次産業革命(4IR)に向けた包括的戦略といった、AEC、ASEAN社会文化共同体(ASCC)、ASEAN政治安全保障共同体(APSC)の3つの柱を横断するテーマについても議論がなされた。

ASEAN加盟国間の紛争解決に向けた独立委員会の設置を検討

SEOMでは、非関税措置(NTM)の評価ツールや、ASEANカナダFTA(自由貿易協定)の交渉準備、ASEAN電子商取引協定の履行に向けた作業計画(2021~2025年)、ASEAN循環経済枠組みなど、2021年1月11日の非公式会合で打ち出された、経済分野で優先的に取り組む10の行動計画について議論された(2021年1月19日記事参照)。

加えて、ASEAN加盟国間での紛争解決に向けたNTMにかかる独立委員会の設置や、ASEAN電子商取引協定を批准していない国(インドネシアのみ)における同協定の推進、新型コロナウイルス流行期間中に貿易制限的・貿易歪曲(わいきょく)的なNTMを設けないと約束した医薬品や医療用品などエッセンシャル物品リストPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)の拡大、東ティモールのASEAN加盟申請についても、議論と進捗確認がなされた。

(北見創、シリンポーン・パックピンペット)

(ASEAN、ブルネイ、タイ)

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