2期目のアクフォ・アド大統領が閣僚名簿を提出、省庁数削減へ

12月の選挙で2期目の当選を果たしたガーナのアクフォ＝アド大統領（2020年12月14日記事参照）は1月21日、閣僚30人（司法長官と担当相1人を含む）と地方相16人の名簿を議会に提出した（大統領府発表）。このうち5人が新任で、残る10人は横滑りや副大臣から昇格した。議会審議を経て確定する。

再任は以下の15ポストとなる。

国家安全保障相、財務相、貿易産業相、防衛相、内相、外相、議会担当相、情報通信・デジタル相、食糧農業相、保健相、道路・高速道相、交通相、衛生・水資源相、雇用労働相、情報相。

また、大統領は省庁の数を36から28に減らすことも発表した。新たに公共事業省が設立されるが、航空省、計画省、事業開発省、都心部・ゾンゴ開発省、地域再編開発省、特別開発イニシアチブ省などが他省や政府に合併される。

1期目には大臣、副大臣、地方相を合わせると126人を任命したが、2期目は85人以内としている。

（関根広亮）