新型コロナ感染者増加を受け、規制緩和計画の内容変更

(チリ)

サンティアゴ発

2021年01月15日

チリ政府は、「一歩ずつの規制緩和計画(Plan Paso a Paso)」と称して、新型コロナウイルス感染に伴う国内の衛生措置を地域ごとに5段階に規制してきたが(2020年7月27日記事参照)、年末年始を挟んでの感染者の増加を受けて、1月14日午前5時から規制緩和計画の内容を変更した。主な変更内容は以下のとおり。

  • 第1段階:外出禁止措置(Cuarentena)の継続期間を最長4週間とする。
  • 第1段階の地域では、スーパーマーケットで生活必需品以外(電化製品、おもちゃ、衣類、本、スポーツ用品など)の販売を禁止する。
  • 第1段階の地域では、週2回の外出許可を取得できるが、許可の有効時間は取得の目的によらず、2時間とする。
  • 第1、第2段階:移行期(Transición)の地域で、午前7時~午前8時30分、自動車や公共交通機関を利用しないという条件で、自身の健康維持を目的とする外出が許可される。その際、事前の許可(permiso individual)を取得する必要はない。
  • 第2段階の地域は、土日祝日の外出が制限されるが、1回のみの外出許可を取得でき、許可の有効時間を取得の目的によらず、2時間とする。
  • 第2段階の地域で、自宅または公共の場で集会を行う場合、人数の上限は居住者を含む5人(土日祝日を除く)。第3段階:準備期(Preparación)の場合は上限15人、第4段階:開放初期(Apertura inicial)の場合は上限30人。ただし、夜間外出禁止令(午後10時~翌日午前5時)の発令中の集会は、引き続き禁止される。
  • 第2段階の地域の保育園、幼稚園の運営は任意で許可される。

上述の変更に加え、1月14日からは規制が最も厳格な第1段階の措置が適用されるコムーナ(注)の数が増加し、直前までの18から42となった。

(注)コムーナとは、地方行政の基本単位。

(岡戸美澪)

(チリ)

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