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米トランプ大統領の支持者侵入で上下両院合同会議が一時中断、6日深夜に再開

(米国)

米州課

2021年01月07日

米国連邦議会は1月6日午後、大統領選挙人による12月14日の投票結果(2020年12月16日記事参照)を承認するための上下両院合同会議を開催した。

合同会議では各州の選挙人による投票結果の証明書がアルファベット順に読み上げられたが、3番目のアリゾナ州の結果(バイデン氏11票)をめぐり、共和党のポール・ゴーサー下院議員(アリゾナ州)やテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)が異議を申し立てた。そのため、上下両院がそれぞれアリゾナ州の投票結果について審議を行っていたところ、ドナルド・トランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂内に侵入して占拠したため、審議は一時中断された。

この議事堂での混乱を受けて、4人の死亡が確認された。ワシントンDCのミュリエル・バウザー市長は午後6時から翌日午前6時までの外出禁止令を発動した。午後6時ごろまでに議事堂内の安全が確認されため、午後8時過ぎから上下院での審議が再開し、アリゾナ州の投票結果への異議申し立ては否決され、上下両院合同会議は6日深夜に再開された。

なお、合同会議に先立ち、ジョージア州の2議席をめぐる連邦上院議員選の決選投票が1月5日に行われ、民主党候補のラファエル・ワーノック氏とジョン・オソフ氏の勝利が確実となった(2021年1月7日記事参照)。この結果、上院議席数が民主党、共和党ともに50議席となり、採決で可否同数の際には上院議長を兼務する副大統領が投票権限を持つため、民主党が上院で実質的には過半数を握ることになる。上下両院合同会議でバイデン氏の勝利が正式に承認されれば、民主党は2009年のオバマ政権誕生から12年ぶりに大統領府と上下院の両方を掌握することになる。

(中溝丘)

(米国)

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