青島市、2020年賃金ガイドラインを発表
(中国)
青島発
2021年01月05日
青島市人力資源社会保障局は2020年12月10日、2020年青島市の賃金ガイドライン(参考指標)を発表した。
今回の賃金ガイドラインは、2020年1~11月に、市内6区2万4,000社の従業員108万人に対して実施された、賃金サンプル調査に基づき作成された。業種・ポスト別の平均およびランク別賃金が示され、金額は手当、補助金、残業代などを含む総賃金となる。賃金ガイドラインは、雇用企業や従業員の賃金の参考情報として、採用や就職、賃金水準決定時などに活用される。
今回は、一般業種、主要業界の一部、従業員が多い業種、人手不足の業種の4つの分野、全508ポストが掲載された。
一般業種の249ポストのうち、年収15万元(約240万円、1元=約16円)以上は42ポストで、高年収のポストは高・中級管理員および優秀な技術者に集中する。
主要業界別の100ポストのうち、年収15万元以上は23で、企業の高・中級管理員および金融業の従業員に集中している。
人手不足の業種59ポストでも、年収10万元以上が8ポストあり、技術職が大半を占めた。
(董峰)
(中国)
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