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トルドー・カナダ首相が内閣改造、シャンパーニュ外相がイノベーション担当相に

(カナダ)

トロント発

2021年01月21日

カナダのジャスティン・トルドー首相は1月12日、内閣改造を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。イノベーション・科学・産業相のナブディープ・シン・ベインズ氏が次期下院総選挙に立候補せずに政界を引退すると表明したことを受けたもので、後任にはフランソワフィリップ・シャンパーニュ外相、外相の後任にはマルク・ガルノー運輸相がそれぞれ横滑りした。運輸相の後任には初入閣のオマール・アルガブラ首相政務官が就任した。

イノベーション・科学・産業省は、2015年のトルドー政権発足に伴い、それまでの産業省を改称・再編して発足し、べインズ氏は同省の発足以来5年以上にわたって大臣を務めてきた。その間、「イノベーション・スーパークラスター構想」や「戦略的イノベーション基金」の創設など、カナダのイノベーションを促進する政策を実現した。また、2020年3月に新型コロナウイルス対策として政府が打ち出した「COVID-19と闘うためのカナダ産業動員計画」でも中心的役割を果たしてきた。

べインズ氏の後任となるシャンパーニュ氏は、スイス重電メーカーのアセア・ブラウン・ボベリ(ABB)グループなど大手グローバル企業で役員を務めた経験があるビジネス界の出身者。2015年の総選挙で政界入りし、トルドー内閣で国際貿易相、インフラ・地域社会相などの経済閣僚を務め、2019年から外相を務めていた。ビジネスや経済政策での経験が長いシャンパーニュ氏のイノベーション・科学・産業相就任には、産業界からも歓迎する声が多い(「グローブ・アンド・メール」紙電子版1月12日)。

閣僚を辞任したべインズ氏は、次期選挙までは下院議員を務めるとしている。次期下院総選挙の時期は未定だが、現在少数与党の自由党が政権の安定運営を図るため、新型コロナウイルス対策に一定のめどがついた段階で総選挙に打って出るという観測が強まっている。

(斎藤健史)

(カナダ)

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