変異種対策の外国人入国禁止を1月末まで延長

(フィリピン)

マニラ発

2021年01月18日

フィリピン政府は2020年12月下旬から2021年1月15日まで、新型コロナウイルスの変異種の感染者が確認された国・地域に入国・滞在した旅客の入国制限を実施していたが(2021年1月6日記事参照)、1月15日に、次の国・地域から渡航する、または次の国・地域を経由する、全ての旅客の入国を1月31日まで禁止すると発表した(注)。

英国、デンマーク、アイルランド、日本、オーストラリア、イスラエル、オランダ、中国(香港を含む)、スイス、フランス、ドイツ、アイスランド、イタリア、レバノン、シンガポール、スウェーデン、韓国、南アフリカ共和国、カナダ、スペイン、米国、ポルトガル、インド、フィンランド、ノルウェー、ヨルダン、ブラジル、オーストリア、パキスタン、ジャマイカ、ルクセンブルク、オマーン

なお、「入国規制の適用を除外する特例措置は、関係機関と調整の上、新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)作業部会が発行する見込みのガイドラインによって管理する」と発表されている(詳細はフィリピン共和国大使館ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに記載)。

(注)新型コロナウイルス対策に伴う、フィリピンの外国人の入国に関する制限措置および最新のコミュニティー隔離措置ガイドラインについては、「フィリピンにおけるコミュニティー隔離措置の最新状況(2021年1月15日更新版)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」参照。

(石原孝志)

(フィリピン)

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