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2020年の自動車生産台数、25万7,187台と2004年並みの水準に

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年01月13日

アルゼンチン自動車製造業者協会(ADEFA)は1月6日、2020年12月の自動車(トラック、バスを除く)の生産台数、輸出台数を発表した。生産台数は前月比7.4%減、前年同月比約2.1倍の3万172台、輸出台数は前月比49.5%増、前年同月比9.3%減の1万7,200台だった(添付資料図1、図2参照)。2020年の年間生産台数は前年比18.3%減の25万7,187台、輸出台数は同38.5%減の13万7,891台となった。生産台数、輸出台数ともに2004年並みの水準にまで落ち込んだ。

12月の生産台数の内訳をみると、乗用車が前月比15.9%減、前年同月比約2.1倍の1万11台、商用車が前月比2.4%減、前年同月比約2倍の2万161台となった。

年間生産台数の内訳をみると、乗用車が前年比14.2%減の9万1台、商用車が前年比20.5%減の16万4,186台だった。乗用車は車両重量が1,500キロ以下の人員輸送用の車両、商用車は車両重量が1,500キロ以下の商業用途の車両を指す。

2020年の仕向け地別の累計輸出台数をみると、ブラジル向けが9万1,144台と全体の66.1%を占めたが、前年比では5万9,272台減少しており、輸出台数全体を押し下げた(添付資料表参照)。ブラジルに次いで輸出台数が多かったのは、中米向けの1万1,431台、ペルー向けの7,936台、チリ向けの6,899台だが、いずれも前年を下回る水準だった。前年比で増加したのはオセアニア向けのみで、前年比20.0%増の4,807台だった。

ADEFA公式ウェブサイトによると、ダニエル・エレーロADEFA会長(アルゼンチントヨタ社長)は「2020年が難しい1年であったことに疑いの余地はない。行政やバリューチェーンと一体となって衛生対策を実行した結果、4月の生産台数ゼロから生産活動を再開することができた」と振り返った。また「新型コロナウイルス感染拡大のインパクトは明らかで、生産、輸出、販売台数は2004年の水準に落ち込んだ。これは、生産、特に輸出競争力を高め続ける必要があることの証しだ」と述べた。ADEFAによると、ADEFAなど自動車関連産業の業界団体と政府は12月29日、輸出力強化と雇用創出、投資促進を含む自動車産業とそのバリューチェーン振興のための法案の内容について意見を一致させたようだ。法案は2月に国会に提出される見込みだ。

(西澤裕介)

(アルゼンチン)

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