ハンガリー、2021年1月11日まで外出制限を延長

(ハンガリー)

ブダペスト発

2020年12月08日

ハンガリーのオルバーン・ビクトル首相は12月7日、新型コロナウイルス感染拡大抑止のため、非常事態宣言の下での外出制限などの追加措置を2021年1月11日まで延長すると発表した。2020年12月11日までの措置としていたが(2020年11月10日記事参照)、さらに1カ月間延長する。

ハンガリー国内の1日当たりの新型コロナウイルス感染者数は11月初めから急増し、11月29日には6,819人と過去最多を記録していた。

午後8時から午前5時までの外出制限、11人以上の集会禁止、飲食店の閉鎖(デリバリー、テークアウトを除く)などの措置が引き続き取られることとなる。なお、これらの制限は12月31日も対象。

一方、12月24日の緩和については検討中で、オルバーン首相は「(クリスマスイブの)例外的な緩和の有無については、状況を考慮して12月21日に決定する」と付け加えた。

(口田琢仁、末廣徹)

(ハンガリー)

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