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チリの大災害事態宣言、2021年3月13日まで延長

(チリ)

サンティアゴ発

2020年12月08日

チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は12月3日、12月13日までが期限となっていた大災害事態宣言(El Estado de Excepcional Constitucional de Catástrofe)を12月14日から2021年3月13日までの90日間、延長すると発表した。同宣言は、3月18日に宣言されてから3回目の延長となる。ピニェラ大統領によると、今回の延長は米国や欧州で新型コロナウイルスの第2波が猛威を振るっている状況を考慮し、国内の感染第2波に備えるという狙いがある。

保健省は同日、新たに地域ごとの衛生措置緩和計画(2020年7月27日記事参照)を発表した。アラウカニア州、ビオビオ州、ロス・ラゴス州では規制緩和が進んだが、首都圏州では複数の地域で感染者数の増加が確認されており、衛生措置の後退が進んでいる。首都圏州では12月5日午前5時から、ビタクラ、ラス・コンデス、クラカビ、サンティアゴの4区が第4段階:開放初期(Apertura Inicial)から第3段階:準備期(Preparación)に、ラ・ピンタナ、セロ・ナビア、プダウェル、ペドロ・アギーレ・セルダの4区が第3段階から第2段階:移行期(Transición)に後退となった。加えて保健省は、クリスマスや年末年始の休暇に向けた衛生措置を発表した。内容は次のとおり。

○12月25日の夜間外出禁止令(Toque de queda)の発令時間は午前2時から午前5時まで〔第1段階:外出禁止措置(Cuarentena)の地域は午前0時から午前5時まで〕。

○2021年1月1日の夜間外出禁止令の発令時間は午前2時から午前7時まで(第1段階の地域は午前0時から午前5時まで)。

○12月24日午後8時から26日午前5時までと、12月31日午後8時から2021年1月2日午前5時までの大規模イベント開催を禁止。

○12月30日午後6時から2021年1月2日午前5時まで州間の移動を規制。

○クリスマス、正月休暇に集会を行う場合(屋内外を問わず)。

  • 第1段階の地域は居住者のみ。
  • 第2段階の地域は居住者を含み15人まで。
  • 第3段階の地域は居住者を含み20人まで。
  • 第4段階の地域は居住者を含み30人まで。

政府は規制を強化することで感染拡大を予防したい考えだが、長期にわたる外出自粛や日常生活の制限により国民は疲弊しており、その反動が第2波の到来となることが懸念される。

(岡戸美澪)

(チリ)

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