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広州モーターショー、EV化加速

(中国)

広州発

2020年12月02日

中国華南地域で最大規模を誇る自動車展示会の第18回広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)が11月20~29日に開催された。主催者の発表によると、10日間の合計来場者数は延べ76万2,000人と前年並みになった。広州モーターショーでは合計980台の車両が展示され、うち、新エネルギー車が142台と約15%を占めた。

展示会場では、各社が中国市場向け新エネルギー車の新車種を披露した。トヨタ自動車は、部品共通化理念「トヨタニューグローバルアーキテクチャー(TNGA)」に基づき、広州汽車集団との合弁会社の広汽トヨタから「凌尚」、一汽集団との合弁会社の一汽トヨタから「アリオン」をそれぞれ発表した。両車種は、現地で開発された新型セダンとなる。

ホンダは、広汽ホンダから電気自動車(EV)セダン「EA-6」、東風ホンダがEV仕様のスポーツ用多目的車(SUV)「M-NV」の販売開始を発表した。

日産自動車は、先進の運転支援技術によって、運転のストレスを低減できる「プロパイロット 2.0」を搭載したクロスオーバーEV「日産 アリア」を北京モーターショーに引き続き展示。また、東風日産が2021年にガソリンエンジンとモーターを融合した新しい電動パワートレイン「e-POWER」を導入することを発表した。

写真 広汽トヨタの新車種「凌尚」(ジェトロ撮影)

広汽トヨタの新車種「凌尚」(ジェトロ撮影)

写真 広汽ホンダの新車種「EA-6」(ジェトロ撮影)

広汽ホンダの新車種「EA-6」(ジェトロ撮影)

写真 日産は自社技術搭載車の試乗体験を実施(ジェトロ撮影)

日産は自社技術搭載車の試乗体験を実施(ジェトロ撮影)

11月20日午後に併催されたフォーラムでは、次世代自動車の展望について有識者が議論を行った。議論の焦点は、商用化が加速する第5世代移動通信システム(5G)のコネクテッドカーへの応用だった。マッキンゼーのオートモーティブ&アセンブリ事業の管鳴宇パートナーは、コネクテッドカーの購入意欲を持つ中国消費者は60%超を占め、欧州の約20%、米国の約40%を大きく上回ったことを示す調査結果を紹介。また、東風日産自動車販売の辛宇総経理は「デジタル時代では、コネクテッドカーサービスを搭載する車種を開発するだけではなく、より効率的に顧客にアプローチし、サービスを提供するマーケティングモデルを考える必要がある」と述べた。

(田中琳大郎、盧真)

(中国)

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