韓国銀行、米FRBとの為替スワップ契約期間を追加延長
(韓国、米国)
ソウル発
2020年12月22日
韓国銀行(中央銀行)は12月17日、米国連邦準備理事会(FRB)との600億ドル規模の2国間為替スワップ契約満了日を、現行の2021年3月31日から同年9月30日に6カ月延長すると発表した(注)。
今回の契約期間延長について同行は、国際金融市場のリスク選好心理が回復し、国内為替市場はおおむね良好で、全般的に安定した状態だが、新型コロナウイルスによる不確実性を考慮し、6カ月の追加延長に合意したと表明した。
なお、同行は2020年3月19日の契約締結以降、6回にわたり計198億7,200万ドルを調達してきたが、国内為替市場が安定したため、7月30日までにドル調達資金を全額FRBに返済し、現在、残高はない旨を発表した。
(注)韓国銀行は7月31日、当初契約締結時点での満了日(2020年9月30日)を2021年3月31日まで6カ月延長していた(2020年8月4日記事参照)。
〔諸一(ジェ・イル)〕
(韓国、米国)
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