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新型コロナ感染拡大の第2波確認、東・西ケープ州など4州が拡大の中心

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年12月15日

南アフリカ共和国のズウェリ・ムキゼ保健相は12月9日の記者会見外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、政府の専門家やモデリングチームが策定した基準により、新型コロナウイルス感染拡大の第2波到来を確認したと発表した。南アでは7月に1日当たり新規感染者が平均1万人以上を記録した後、8月以降は1日2,000人を下回っていたが、11月に感染が再び拡大した。記者会見した9日には6,709人の新規感染者が確認された。

政府は感染拡大を抑制すべく、12月3日にシリル・ラマポーザ大統領が国民演説で、特に感染拡大が顕著な東ケープ州のネルソンマンデラベイ都市圏(ポートエリザベス市を含む)をホットスポットと指定し、大規模集会の禁止など地域的な追加制限措置を課していた(2020年12月7日記事参照)。

保健相は、9つの州のうち、西ケープ州(ケープタウン市を含む)と東ケープ州、クワズル・ナタール州(ダーバン市を含む)、ハウテン州(ヨハネスブルク市を含む)の4州が感染拡大の中心だとした。懸念すべき深刻な点として、9日の陽性率は18%で、政府諮問委員会が推奨する基準の10%以下を大幅に上回っていることを指摘した。直近2日間の発症の最多年齢層は15~19歳で、若者による大規模な飲酒を伴う卒業パーティーが原因として、一部の国民の行動様式に強い懸念を示した。その上で、政府は既に感染拡大が見られる州政府に対して、第2波に備えるべく迅速な対応を求めているとした。

南アでは、9月下旬に感染拡大の鈍化に伴い、新型コロナウイルス警戒レベルが最低の1(最高レベルは5)に引き下げられ、ほぼ全ての経済活動の制限や海外渡航が緩和されたが、国内での第2波到来に伴い、制限が再び強化されるか懸念される。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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