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ジェトロ、日本酒ブームの成都でPR・商談会を開催

(中国)

成都発

2020年12月11日

ジェトロが主催する「成都日本酒プロモーション・商談会」が12月4日、成都市内のホテルで開催された。北京、上海など沿岸部に拠点を置く企業や地方自治体から6社・自治体が出展。既に沿岸部では知名度があるものの、成都市を含む内陸部では販路が少ない計73種類の銘柄が出品された。市内の小売店や飲食店、一般消費者など120人が会場を訪れ、商談・交流を行った。

成都市民に人気な日本酒の特徴

イベント冒頭の利き酒師による「日本酒基礎知識講座」では、日本酒の分類や製造工程、相性の良いさかななどが解説され、来場者は熱心に聴講していた。来場者からは「焼酎との違いがよく分かった」「コメの磨き具合で風味が変わるところがおもしろい」といった感想が聞かれた。

ジェトロが来場者に実施したアンケートによると、成都市民が好む日本酒の特徴として、(1)酸味、(2)フルーティー、(3)微炭酸が挙げられる。成都市は麻婆豆腐に代表される四川料理の本場のため、四川料理の「麻辣」に調和する甘酸っぱさと爽快感を感じる風味が好まれるようだ。また、ピンクなどの色がついた銘柄、おしゃれなパッケージの銘柄への関心も強かった。

中国内の日本酒市場は、平均所得が高く、日本人も多い沿岸部の大都市が主流だった。小売り関係者は「成都市では、日本酒は小売店であまり購入されていなかった」と話す。成都市が位置する四川省は白酒の製造・消費が盛んな地域であることに加え、陸路で輸入する欧州産ワインも親しまれてきた土地柄だ。成都市の酒類市場で日本酒は後発品だった。

しかし、2020年は新型コロナウイルス感染が落ち着いてから、成都のディストリビューターによる多数のPRイベントに加え、10月には在重慶日本総領事館主催のPRイベントも実施されるなど、成都で日本酒の露出が多い年となった。ジェトロの実施したアンケート結果によると、「日本酒を飲んだことがあるか?」の問いに、81.8%が「ある」と回答した。成都でも日本酒に対する認知度は確実に高まってきている。

写真 企業による講演の様子(ジェトロ撮影)

企業による講演の様子(ジェトロ撮影)

写真 商談の様子(ジェトロ撮影)

商談の様子(ジェトロ撮影)

(寺田俊作)

(中国)

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