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アーメダバード市、新型コロナ感染急増で夜間外出禁止令

(インド)

アーメダバード発

2020年11月25日

インド北西部グジャラート州の最大都市のアーメダバード市公社(AMC)は11月19日、翌20日から23日までの3日間の夜間外出禁止(午後9時から翌日午前6時)に関する通達を発表した(AMC公式ツイッター11月19日付外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。州内のラージコート市とバドーダラ市、スーラト市でも同様に夜間外出禁止措置が取られた。11月14日のインドの新年を祝う「ディワリ」以降、新型コロナウイルス感染者数が急増したためだ。通達発表後、市内のガソリンスタンドでは長蛇の列ができ、警察当局はマスク未着用者への取り締まりを強化した。また、現地日系企業では、工場で勤務する従業員の急なシフト変更などの混乱が生じた。

写真 市内ガソリンスタンドで長蛇の列が発生(11月20日、ジェトロ撮影)

市内ガソリンスタンドで長蛇の列が発生(11月20日、ジェトロ撮影)

写真 アーメダバード市内でマスク未着用者を取り締まる警察(11月20日、ジェトロ撮影)

アーメダバード市内でマスク未着用者を取り締まる警察(11月20日、ジェトロ撮影)

その後も感染者の増加は続いており、11月22日時点のグジャラート州の感染者数は前日比1,495人増え、累積感染者数は19万7,250人を記録、アーメダバード市では341人増の4万7,309人となった。このため、州政府はアーメダバード市、ラージコート市、バドーダラ市、スーラト市の夜間外出禁止措置を12月7日まで延長したと発表した。

日本人駐在員の感染事例も、ウィズ・コロナの人員配置体制・サポート体制を

11月13日以降の新型コロナウイルス陽性率は、アーメダバード市が4.5%とインド全体で5番目に高い。首都デリーは10.1%で最大(「タイムズ・オブ・インディア」紙11月23日付)。また、アーメダバード市では直近140日間の致死率が1.5%と過去最高を記録した。さらに、感染者は搬送先の病院で集中治療室(ICU)の空きがないために治療が行われない事例も報告されている(11月20日、ジェトロのヒアリング)。

現地に滞在する日本人駐在員も新型コロナウイルスに感染し入院したケースが数件発生している。日本に一時退避中でインドへの再渡航を検討している駐在員は、もし感染した場合の搬送先病院や入院手続きなど、緊急時体制を事前に構築する必要がある。グジャラート州は新型コロナウイルス発生以前から他州に比べて生活環境は厳しいと現地日系企業からの声が多くある中(2019年12月26日付地域・分析レポート参照)、特に「新型コロナ禍」においては、現地駐在員の配置方針やサポート内容を再検討する必要もありそうだ。

(丸崎健仁、サンチット・オザ)

(インド)

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