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第3四半期のGDP成長率は前年同期比マイナス9.0%、経済活動再開で回復基調

(コロンビア)

ボゴタ発

2020年11月25日

コロンビア国家統計庁(DANE)は11月17日、2020年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率は前年同期比マイナス9.0%だったと発表した(添付資料表参照)。コロンビアでは、新型コロナウイルス対策の、全土での外出禁止措置が8月31日に終了し、バーやディスコなど一部の施設を除き全ての経済活動が認められるようになり、統計史上最悪の落ち込み幅を記録した第2四半期のマイナス15.8%と比べて上向いた。

GDP成長率を産業別にみると、12部門中でプラス成長だったのは不動産(1.8%)、農林水産(1.5%)、金融・保険(1.5%)だった。一方、建設(マイナス26.2%)、商業(マイナス20.1%)や鉱業(マイナス19.1%)は依然として2桁の落ち込みが続いている。特にGDP全体の15.2%を占める商業では、ホテル・フードサービス(マイナス45.8%)と輸送・倉庫(マイナス27.6%)の落ち込みが下押し要因となったが、いずれも第2四半期よりはマイナス幅が減少した。

需要項目別では、GDP全体の約7割を占める民間最終消費支出が8.9%減と前期と比べると上向いた。うち、民間消費の5割以上を占めるサービスが14.1%減と落ち込んだが、構成比35%の非耐久消費財(4.3%増)はプラス成長だった。支出目的別では、食料・非アルコール飲料が好調だった一方、レストラン・ホテル、輸送、被服・履物などは回復に時間がかかっている。

大蔵・公債省は11月13日、2020年の経済成長率見通しを、従来のマイナス5.5%から、マイナス6.8%へと下方修正した。また2021年の見通しも、6.6%としていたところを5.0%へと引き下げた。2020年については世界の経済活動再開のスピードが予想より遅れていること、2021年については回復するものの、新型コロナウイルスの感染再拡大により、2020年の落ち込みを完全にカバーするには至らない、と分析している。

(茗荷谷奏)

(コロンビア)

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