「新型コロナ禍」の中、アフリカ各国で大統領選挙を予定
(アフリカ)
中東アフリカ課
2020年10月06日
アフリカ各国で2020年内に大統領選挙が予定されている。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、2月にトーゴ(2020年3月5日記事参照)、6月にはマラウイ(2020年7月3日記事参照)で実施されたが、多くの日本企業が注目するのは、10月31日のコートジボワール大統領選挙だ。現職のアラサン・ワタラ大統領(78歳)の後継者指名を受けて最有力候補だったゴン・クリバリ前首相の死去を受け、同大統領が3期目(1期5年)の立候補を表明。憲法解釈をめぐって国内外から懸念の声が上がっている(2020年9月24日記事参照)。そのほか、12月7日にはガーナ大統領選挙が予定されている。過去、接戦を繰り返してきた同国では、2期目(1期4年)を狙うナナ・アド・ダンクワ・アクフォ=アド大統領(76歳)が、2016年に破ったジョン・マハマ前大統領(61歳)と争う。
各国政府の発表や報道による2020年の主な選挙予定(10月以降、日程は変更の可能性あり)は以下のとおり(2020年9月30日記事参照)。
10月18日 ギニア大統領選挙
10月22~24日 セーシェル大統領選挙
10月28日 タンザニア大統領選挙
10月31日 コートジボワール大統領選挙
11月22日 ブルキナファソ大統領・国民議会議員選挙
11月中 エジプト下院選挙
12月7日 ガーナ大統領選挙
12月27日 ニジェール大統領・国民議会議員選挙
12月27日 中央アフリカ大統領選挙
(堀田萌乃)
(アフリカ)
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