プラユット首相、バンコクに発出の重大事態宣言を解除

タイのプラユット首相は10月22日、「バンコク都における重大事態宣言」（2020年10月16日記事参照）を解除すると発表した。同日午前0時から適用された。発令解除の理由として、非常事態宣言の要因となった危機的状況が改善されたことによる。

プラユット首相は21日のテレビ演説で、「暴力的な事態が起きなければ、バンコクに発令している重大事態宣言を解除する」と述べていた。

また、国王の承認が得られたため、10月26、27日に臨時国会の召集を決定した。臨時国会では、憲法改正に向けた議論などがなされる見通し。

（岡本泰、ナオルンロート・ジラッパパー）