上海市で「外商投資法」施行に関する無料相談サービスを開始
(中国)
上海発
2020年10月28日
上海市外商投資協会は10月19日、上海の外資企業を対象に「上海市外商投資条例」の説明会を開催した。上海市にある各国の商工会、外商投資企業協会、銀行、弁護士事務所、会計事務所などの70人が出席し、ライブ中継を100社近くの外資企業が視聴した。
「上海市外商投資条例」は、2020年1月1日に施行された「外商投資法」(2019年3月20日記事、2019年10月15日付地域・分析レポート参照)の上海市の条例で、11月1日から施行される。
上海市政府は、2020年から2024年までの5年間を移行期間とし、多言語で対応できる弁護士事務所、会計事務所、コンサルティング会社などを公募、外資企業が直面する問題の解決を支援する相談窓口を設置、2つの日本語対応可能な機関が定められた。
今回の説明会では、上海にある外資企業はオンライン上のプラットフォーム、Eメール、電話などの方法を通じて事前に予約すれば、上記の専門機関からオフラインで1回2時間以内の無料相談サービスを受けることができるという。企業は、以下の無料相談サービスのオンライン予約のQRコードからも予約することができる。
オンライン予約のQRコード
(王艶)
(中国)
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