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アーメダバード市、新型コロナ病床確保が課題

(インド)

アーメダバード発

2020年09月15日

インド北西部グジャラート州の最大都市アーメダバード市において、新型コロナウイルス感染者の受け入れ体制が逼迫している。

在インド日本大使館は9月2日、「インドにおける新型コロナウイルスに関する情報提供」を公表した。同大使館が、邦人の利用実績が多いアーメダバード市内の3つの新型コロナウイルス指定医療機関の空床状況を調査したところ、一部の医療機関で一般病床、ICUに多少の空床がみられた。しかし、全体として病床稼働率は高く、確実に利用できる状況にあるとはいえないとの見解が示された。現地に滞在する日本人駐在員や、現在退避中で今後インドへの再渡航を検討している駐在員は、万が一感染した場合の搬送先病院・入院手続きなど、引き続き最新の医療情報を入手する必要がある。

グジャラート州では9月3日時点で、州別で12番目に多い10万213人の感染者が確認されている。一方、アーメダバード市では、検査件数を日々増加させている。直近の陽性率は2%程度と低水準にとどまっている。

日系自動車部品メーカーはフル稼働も従業員の新型コロナ感染リスクに不安

ジェトロは8月31日、現地日系企業複数社に呼び掛け、アーメダバード市に近いサナンド工業団地において、「サナンドII工業団地(2019年6月11日付地域・分析レポート参照)オンライン社長会」を開催した。参加各社の操業状況や感染対策などの情報交換を実施した。参加した自動車部品メーカーからは「取引先がフル稼働になったため、自社工場もフル稼働している」「出社する従業員数が増えているため、州外での人が多く集まる行事への参加自粛要請や、寮の共用施設の消毒徹底などの対策を行っている」と、操業状況や感染抑止に関する報告があった。一方、「当社では新型コロナウイルス感染者は出ていないが、周辺村での感染拡大が進む中、いつ社内で感染者が出るかが不安」といった声も聞かれ、依然としてと予断を許さない状況が続く。

(丸崎健仁)

(インド)

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