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米国民の多くは自国の「コロナ禍」対応が悪く、分断が進んだと認識、米シンクタンク調査

(米国、世界)

米州課

2020年09月04日

米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターは、8月27日に先進国14カ国で実施した新型コロナウイルス感染拡大への自国の対応などに関する調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注1)を発表した。これは、各国の国民に自国の対応や状況について質問したもの。調査結果によると、米国は14カ国中で、感染拡大への対応の自国の評価が英国に次いで低く、感染拡大後に国内の分断が進行したと回答した割合は14カ国の中で最も高かった。

新型コロナウイルス感染拡大への自国の対応については、「対応が良かった」と評価した割合が最も高かったのはデンマーク(95%)で、オーストラリア(94%)、カナダ(88%)、ドイツ(88%)、オランダ(87%)、韓国(86%)が続いた。「対応が悪かった」とした割合が最も高かったのは英国(54%)で、米国(52%)、スペイン(47%)、日本(43%)の順だった(注2)。なお、スペインと日本は「対応が良かった」の割合はそれぞれ54%、55%と半数を超えた。

自国の対応について「対応が良かった」と回答した人に、経済状況について聞いたところ、経済状態が「良好」あるいは「不良」と回答した人の較差が米国で44ポイントと最も大きく(良好78%、不良34%)、スペイン(較差42ポイント、良好89%、不良47%)、英国(較差29ポイント、良好69%、不良40%)、ベルギー(較差27ポイント、良好79%、不良52%)の順で較差が大きかった。

感染拡大後に国内の「団結が高まった」と回答した割合が最も高かったのはデンマークの72%で、カナダ(66%)、スウェ―デン(58%)、韓国(56%)が続いた。一方、国内の「分断が進んだ」と回答したのは米国が最も高く77%で、2位以下のスペイン(59%)、ベルギー(55%)、ドイツ(54%)、イタリア(54%)とも大きな差が生じている(注3)。

新型コロナウイルスの感染拡大で生活が大きく変わったと回答した割合が最も高かったのは韓国(81%)で、次いで、スウェ―デン(71%)、米国(67%)、英国(66%)、日本(65%)、カナダ(64%)の順だった(注4)。

(注1)調査実施時期は6月~8月。対象国は米国、カナダ、デンマーク、ドイツ、オランダ、イタリア、スウェ―デン、ベルギー、フランス、スペイン、英国、オーストラリア、韓国、日本の14カ国。ベルギーで801件、その他の国々では約1,000件のデータを抽出。調査方法の詳細はこちら外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(注2)14カ国の中央値は、「対応が良かった」が73%、「対応が悪かった」が27%。

(注3)14カ国の中央値は、「団結が高まった」が46%、「分断が進んだ」が48%。

(注4)14カ国の中央値は、58%。

(松岡智恵子)

(米国、世界)

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