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米国のコロナ対策の評価低く、イメージも悪化、米シンクタンクの13カ国調査

(米国)

米州課

2020年09月17日

米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターは9月15日、先進国13カ国で実施した調査(注1)結果を発表した。「米国の新型コロナウイルスへの対応」や「米国のイメージ」などについて、対象13カ国で調査した。

米国の新型コロナウイルスへの対応について聞いたところ、良かったとする割合は、13カ国の中央値では15%と低く、良かったとする割合が最も高かったのはスペインで20%だった。続いて、イタリア(18%)、カナダ(16%)、英国(16%)となった。

米国の国としてのイメージに関する質問には、米国が「好き」とする割合は、韓国が59%と最も高く、2位以下は、イタリア(45%)、日本(41%)、英国(41%)、スペイン(40%)が続いた(注2)。2000年の調査結果と比較すると、英国における米国が「好き」の割合は、2000年の83%から2020年の41%まで下落しており、ドイツ、日本、カナダなどでも同様に米国のイメージが悪化している(注3)。

一方、ドナルド・トランプ大統領が「信頼できる」とする割合は、最も高い日本でも25%と低く、20%を超えたのは日本以外では、オーストラリア(23%)、カナダ(20%)のみだった。米国が「好き」との回答割合が最も高い韓国でも、トランプ大統領が「信頼できる」とする割合は17%と低かった。トランプ大統領を信頼できるとする13カ国の割合(中央値)は16%で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(23%)、中国の習近平国家主席(19%)への信頼を下回った。なお、信頼できる割合が高かったのは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(76%)、フランスのエマニュエル・マクロン大統領(64%)だった。トランプ大統領を「信頼できない」とする割合は13カ国の中央値が83%と高く、習国家主席(78%)、プーチン大統領(73%)を上回った。

しかし、各国の極右政党支持者のトランプ氏への支持は比較的高く、スペインの「ボクス(Vox)」支持者は45%、オランダの「自由党(PVV)」支持者は36%、ドイツの「ドイツのための選択肢(AfD)」支持者は34%がトランプ氏を支持するとしている。

(注1)調査実施時期は6月10日~8月3日。対象国はカナダ、デンマーク、ドイツ、オランダ、イタリア、スウェーデン、ベルギー、フランス、スペイン、英国、オーストラリア、韓国、日本の13カ国。対象者は成人1万3,273人。

(注2)13カ国の「好き」の中央値は34%。

(注3)ドイツは2000年の78%から2020年に26%に下落。日本は同77%から41%に、カナダは72%から35%に下落。

(松岡智恵子)

(米国)

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