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第2四半期GDP成長率は前期比マイナス12.2%

(ニュージーランド)

シドニー発

2020年09月18日

ニュージーランド統計局は9月17日、2020年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率が前期比マイナス12.2%だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のための制限措置の影響を受け、四半期ベースでは最大の落ち込みとなった。これによって、前期(マイナス1.4%)に続く2四半期連続のマイナス成長となったことから、ニュージーランドは11年ぶりに景気後退入りした。

産業別にみると、金融・保険業が前期比0.7%増となった以外は、全ての産業が減少した(添付資料表参照)。鉱業(43.9%減)、輸送・倉庫業(38.7%減)、建設業(25.8%減)、小売・宿泊業(25.2%減)、芸術・余暇その他(24.2%減)などが大幅に落ち込んだ。

ニュージーランドでは、3月26日から新型コロナウイルスの警報レベルを最高位のレベル4に引き上げ、いわゆる「ロックダウン」状態となり、必要不可欠とされたビジネス以外は営業停止を余儀なくされた。その後、制限措置は段階的に緩和され、6月9日にはレベル1となり、入国規制以外の制限措置は撤廃されたものの、経済活動には大きな影響を与えた。なお、8月に入って市中感染が再び発生したことから、現在はニュージーランド全土で警報レベルを2に引き上げている(2020年9月15日記事参照)。

グラント・ロバートソン財務相は、「第2四半期にはレベル4の期間が含まれていることから、今回の結果に対して驚きはなく、むしろ予想以上に良好だ」と述べた。ニュージーランド政府は、9月16日に発表した最新の経済見通しの中で、第2四半期のGDP成長率を前期比マイナス16%と予測していた。ロバートソン財務相は、「政府が早期に厳格な措置を講じたことによって、より早く、より力強く回復することができる」と自信を見せた。

(住裕美)

(ニュージーランド)

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