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タミル・ナドゥ州政府がロックダウンを緩和

(インド)

チェンナイ発

2020年09月04日

タミル・ナドゥ(TN)州政府は8月30日、インド中央政府が新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン措置の段階的解除(Unlock 4.0)のガイドラインを発表(2020年9月1日記事参照)したことを受け、9月末までのロックダウン延長と緩和措置を発表した。今回の緩和措置では、宗教施設やショッピングモールに加え、チェンナイ・メトロの再開が認められるなど、従来の制限が大幅に緩和された。TN州はこれまで、国内で最も厳しいロックダウン措置を実施していた州の1つだったが、感染が広がる中で、経済活動の再開を本格化させる。

ロックダウン措置の厳しさが他州と同程度に

TN州政府は、8月末までのロックダウン措置において、州内を(1)封じ込めゾーン、(2)チェンナイ市から(1)を除いた地区、(3)(1)と(2)以外の州全域の3つのエリアに分け、経済活動などを制限していたが、9月1日からは、封じ込め地区とそれ以外の州全域に変更する。

封じ込め地区では、不可欠な物資やサービスの供給などの活動のみが認められるが、それ以外の州全域ではロックダウン措置が大幅に緩和される。TN州政府が8月31日付で出したロックダウン措置に関する通達によると、全ての宗教施設、ショッピングモール(館内の映画館を除く)、ホテルの通常営業など、これまで他州で認められていた活動の再開が認められる。また、公営・民間バスの運行、チェンナイ市で認められていなかった100%の従業員数による工場の操業が可能となるほか、中央政府のガイドライン同様、チェンナイ・メトロの運行が9月7日から再開される。レストランなどは、午前6時から午後8時(持ち帰りは午後9時)まで営業が可能となる。

加えて、州が独自に実施していた毎週日曜日の厳格なロックダウン措置がなくなり、州内移動時のEパス取得も不要(州外からの移動には必要)になる。

一方、教育機関(9月21日から再開が認められる職業訓練機関を除く)、映画館、スイミングプール、娯楽施設、ビーチ、動物園、博物館などは引き続き閉鎖される。

TN州政府によると、同州の8月31日時点の累計感染者数は42万8,041人で、マハーラーシュトラ州に次いで国内3位となっている。1日当たりの新規感染者数は、約7,000人が確認されていた7月下旬と比べると減少しているが、8月31日には5,956人が確認された。

(坂根良平)

(インド)

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