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第2四半期GDP成長率(確定値)は前期比マイナス9.7%、0.4ポイント上方修正

(ドイツ)

ベルリン発

2020年09月03日

ドイツ連邦統計局は8月25日、2020年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率の確定値と詳細値を発表した。速報値の前期比マイナス10.1%(2020年8月4日記事参照)から0.4ポイント上方修正し、マイナス9.7%となった。前年同期比でみると成長率はマイナス11.3%だった。

需要項目を前期比で見ると、新型コロナウイルスの影響とそれに伴う社会的接触や事業活動の制限により、内外需ともに大きく落ち込んだ。経済を牽引してきた個人消費は前期比10.9%減と2桁のマイナス成長となり、経済成長を押し下げる最大要因となった。機械設備投資も19.6%減と大幅に下落した。製造業の操業停止や世界的な需要減の影響を受け、輸出は20.3%減、輸入は16.0%減とそれぞれ落ち込み、純輸出で見ても経済成長の引き下げ要因となった。プラス成長となったのは政府消費支出のみで1.5%増だった。

供給側としての産業別の成長率を前期比で見ると、ドイツ経済を牽引する製造業が前期比16.1%減と最も深刻な影響を受け、貿易・交通・宿泊・飲食サービスが12.4%減、ビジネスサービスが14.3%減となった。金融・保険業は横ばいで影響はほぼなかった。

雇用者数は前年同期比1.3%減(57万4,000人減)の4,470万人となり、世界金融危機の時期の2010年第1四半期(1~3月)以降初めての減少となった。なお、コロナ禍で増加した短時間操業給付の受給者は雇用者数に含まれており、短時間操業給付により雇用者数の減少は緩和されたが、第2四半期の総実労働時間は前年同期比10.0%の減少で、企業の経済活動が低下していたことを示した。

(高田勝敏、中村容子)

(ドイツ)

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