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自動車特別消費税の納付期限を延長、国内メーカーが対象

(ベトナム)

ハノイ発

2020年09月29日

ベトナム政府は9月15日、国内で組み立て生産される自動車を対象に、2020年3月から10月にかけて発生した特別消費税(注1)の納付期限を延長する政令109号(109/2020/ND-CP)を公布し、即日施行した。

特別消費税の納付期限は、通常、翌月20日なのに対し、3月分は9月20日、4月分は10月20日、5月分は11月20日、6~10月分は12月20日に延長される。適用対象は、国内で自動車を組み立て生産するメーカーのみで、「新型コロナ禍」における資金繰りを支援する狙いがある。

現地報道によると、ベトナム自動車工業会(VAMA)政策小委員長のグエン・チュン・ヒエウ氏は、自動車メーカーの大半が2020年3月から7月までに発生した特別消費税を既に納付しており、恩恵を享受できる期間は短い、と指摘。同時に、自動車の価格を引き下げるためには、法人税や付加価値税を引き下げる必要があると訴えた。

ベトナム政府は、「新型コロナ禍」で影響を受けている国内自動車メーカーに対する支援を進めており、特別消費税の納付期限延長のほか、6月28日から国産車の自動車登録料を年内半額にしている(2020年7月15日記事参照)

生産は徐々に回復へ、販売は7月から伸び悩み

統計総局によると、1~8月の自動車生産台数は前年同期比34.7%減の14万500台だった(添付資料図1参照)。外出制限措置が適用された4月に大きく落ち込んだが、5月以降は徐々に回復に向かっている。

ベトナム自動車工業会によると、1~8月の新車販売台数(注2)は前年同期比25.0%減の15万1,903台だった(添付資料図2参照)。生産台数と同様に、4月に大きく落ち込んだ。5月と6月は前月比で販売台数が増加したが、7月はほぼ横ばいとなった。さらに、7月下旬から発生した感染第2波の影響もあり、8月は前月比14.2%減の2万655台と伸び悩んだ。

(注1)特別消費税の税率は、自動車の種類によって最小5%から最大150%で設定されている。9人乗り以下の乗用車で、シリンダ容量1,500立方センチ超2,000立方センチ以下の場合の税率は40%。

(注2)VAMAの発表値には、ヒュンダイ・タインコンなどの一部の販売台数は含まれていない。ヒュンダイ・タインコンによると、2020年1~8月の同社販売台数は4万987台。

(庄浩充)

(ベトナム)

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