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8月の自動車販売、乗用車、二輪車ともにプラス転換

(インド)

ベンガルール発

2020年09月24日

インド自動車工業会(SIAM)は9月11日、8月の自動車統計を発表した。乗用車販売台数〔多目的車(UV)とバンを含む〕は、前年同月比14.2%増の21万5,916台となり、10カ月ぶりにプラス成長となった(添付資料表1参照)。うち、一般乗用車は14.1%増の12万4,715台、バンは3.8%増の9,359台とそれぞれプラスに転じ、UVは15.5%増の8万1,842台で引き続き2桁の成長を維持した。

主要メーカー別でみると(添付資料表2参照)、首位のマルチ・スズキは前年同月比21.3%増の11万3,033台と前月に続きプラス成長だった。2位の現代自動車が19.9%増の4万5,809台、3位のマヒンドラが1.1%増の1万3,651台で、ともにプラス成長に回復した。また、起亜自動車は74.1%増となり、最も高い伸び率を示した。ホンダ、トヨタなどを含む6社は減少がまだ続くものの、各社の販売も持ち直しの動きをみせている。その結果、8月は主要メーカー12社のうち、半数の6社がプラス成長となった。車種別では、小型SUV(スポーツ用多目的車)およびエントリーレベルの小型車が引き続き需要を牽引し、スズキの「アルト」「エスプレッソ」および「ビターラブレッツァ」、現代の「ベニュー」と「クレタ」、起亜の「セルトス」、ルノーの「トライバー」などの販売増が著しかった。

二輪車部門の8月の販売台数は、前年同月比3.0%増の155万9,665台と20カ月ぶりにプラス成長に転じた。うち、スクーターの販売台数が12.3%減の45万6,848台となったが、前月の36.5%減に比べ、減少幅が縮小した。一方、オートバイは10.1%増の103万2,476台と、2桁の伸びをみせた。

商用車の8月の販売実績は発表されていないが、乗用車、二輪車、三輪車を含む8月の自動車販売は、前年同月比1.6%増の179万115台だった。8月の販売実績について、SIAMは「今回のプラス成長は、昨年8月の実績が低水準(乗用車が32%減、二輪車が22%減)だったことによる「ベース効果」に起因するものとみられるが、9~11月の祭時期に向けた需要増が出始めていることもあり、乗用車、二輪車部門では確実な成長が見え始めてきた」との見方を示した。今後、祝祭シーズンの特需により、自動車業界のさらなる回復が見込まれる。

(ディーパック・アナンド)

(インド)

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