2020年の茶の輸入、第2回の関税割当量を公表

(タイ)

バンコク発

2020年08月12日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は7月24日付で、WTO協定に基づく輸入茶の関税割当を受けた者とその数量について公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした(日本語仮訳は添付資料参照)。タイでは茶は貿易管理品目となっており、WTO協定の下、関税割当枠内の一定の輸入数量に限って30%の低税率の関税率が適用され、当該数量を超える分については90%の関税率が適用される(注)。

今回の公表は、2020年第2回目の配分に関するもの。6月30日まで数量枠の返納を受け付けた(2020年6月11日記事参照)結果を踏まえ、80社に合計149.91トンが割り当てられた。割り当てを受けた業者は2020年12月31日までに輸入を完了させなければならず、2020年中の使用量が割当数量枠の95%に満たない場合、ペナルティが課せられることになっている。

(注)茶に対する関税割当制度の詳細は商務省外国貿易局ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(ウォンパタラクン・ヤーダー、福田かおる)

(タイ)

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