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7割が経済再開の時期が早過ぎたと回答、米世論調査

(米国)

米州課

2020年08月13日

米シンクタンクのピュー・リサーチ・センターが8月6日、米国における新型コロナウイルス感染拡大に関する世論調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注)を発表した。それによれば、回答者の69%が各州政府の経済再開が早過ぎたとしている。

共和党支持者では経済再開が早過ぎたと回答したのは45%だったが、民主党支持者は大多数の9割が早過ぎたと回答し、支持政党での違いが際立った。人種別では、早過ぎたと回答したのは、黒人層で84%、ヒスパニック系では72%と、白人層(65%)を上回った。また、回答者の73%が、米国経済再生のためには経済再開よりも感染の拡大を抑え込むことを優先すべきとしている。

米国では、5月以降、各州で段階的に経済再開を行ってきたが、その後感染者が増加し、再開の段階が後戻りする状況が見られる。米国の新型コロナウイルス感染対策についての質問に対しては、62%が、他の先進国と比べて米国の感染対策は効果が少なかったと回答した。また、感染者数の増加の理由については、60%が「検査数の増加だけでなく感染が拡大しているため」と回答し、「検査数の増加」を主な理由と回答したのは39%だった。しかし、主な理由を検査数の増加と回答したのは、共和党支持者では62%と高かったが、民主党支持者ではわずか19%だった。

半数がトランプ大統領の対応が悪いと回答

新型コロナウイルスへの対応については、地域の病院や医療機関に対しては88%が「良い」あるいは「素晴らしい」としており、各州政府に対しては、同回答は56%と半数を超えた。一方で、ドナルド・トランプ大統領の対応については37%と低い評価で、ほぼ半数の48%が同大統領の対応が悪いと回答した。

今回調査におけるトランプ大統領の支持率は38%と、3月の45%をピークにやや下がってはいるものの、6月の39%とほぼ同じだ。人種別では、黒人層(88%)、アジア系(72%)、ヒスパニック系(68%)の不支持率が高い。年代別では、18~29歳(73%)、30~49歳(63%)で不支持率が高い。共和党支持者では77%が支持しているが、民主党支持者は93%が不支持と対照的だった。

(注)調査実施時期は、7月27日~8月2日。全米の成人1万4,407人対象、回答者数は1万1,001人。

(松岡智恵子)

(米国)

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