米政府、新型コロナに伴う国外への渡航警告レベルを緩和

(米国)

ニューヨーク発

2020年08月11日

米国務省は8月6日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い最高レベルに引き上げていた国外への渡航警告レベルを緩和すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同省は3月19日からグローバル健康勧告レベルを4に引き上げ、米国民に対していかなる外国への渡航も避けるよう勧告していた(2020年3月24日記事参照)。

日本への渡航はレベル3の「再考せよ」

国務省は今後、米疾病予防管理センター(CDC)と調整した上で、以前のとおり国別に渡航警告レベルを判断することになる。日本への渡航は6日付で警告レベル3外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますとなり、「渡航を再考せよ」となっている。日本の状況について、デイケアや学校を含めてほとんどの経済活動が再開しているが、東京やほかの地域も含めて新型コロナウイルス拡大にいまだ深刻な懸念があり、入国に関する制限措置なども有効と指摘している。

国務省は米国民に対して、予想が困難な感染状況を踏まえて注意深く国外への渡航を判断するよう引き続き呼び掛けている。国別の渡航警告レベルは国務省のトラベル・アドバイザリー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのウェブページから確認できる。

(磯部真一)

(米国)

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