ホーチミン市、新たにハノイ市などからの到着者を医療監視の対象に

(ベトナム)

ホーチミン発

2020年08月24日

ベトナムのホーチミン市保健局疾病管理センター(HCDC)は8月18日、これまで7月1日以降にダナン市からホーチミン市に到着した人に対して求めていた医療申告やPCR検査の対象地域について、ダナン市以外にも広げる方針を発表した。ホーチミン市は国内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、感染予防策を強化している(2020年8月11日記事参照)。

さらに、翌19日には公文書2717/TTKSBT-BTNを発出し、感染流行地域または社会隔離実施中の地域からホーチミン市に到着した人に対して14日間の医療監視を実施するとした。同文書によると、隔離や医療監視の対象は、感染者と濃厚接触した場合や滞在した地域・場所など、ケースによって4つに分類される(添付資料表1参照)。

対象地域や必要な手続きなどの詳細はHCDCのホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます上で公表している。8月22日正午時点の対象地域はハイズオン省、ハノイ市、ダナン市、クアンナム省、クアンチ省となっている(添付資料表2参照)。HCDCの担当者は「今回の対象地域などの情報は随時更新されるため、最新情報はホームページを頻繁に確認してほしい」としている。

(小川士文)

(ベトナム)

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