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第2四半期の経済成長率は前年同期比マイナス15.7%

(コロンビア)

ボゴタ発

2020年08月25日

コロンビア国家統計庁(DANE)は8月14日、2020年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率は前年同期比マイナス15.7%だったと発表した(添付資料表参照)。コロンビアでは3月17日に非常事態宣言が発令され、その後の外出禁止措置により、3月25日から4月27日まで生活必需産業以外の経済活動はほぼ停止していた。5月以降一部の製造業や建設業、卸売り・小売りは許可制で再開できるようになったが、商工観光省によると、再開した企業の割合は8月15日時点で、商業で全体の22%、サービス業で15%、製造業で30%程度にとどまる。

GDP成長率を産業別にみると、12部門中プラス成長だったのは農林水産(0.1%)、金融・保険(1.0%)、不動産(2.0%)のみだった。一方、商業(マイナス34.3%)、製造業(マイナス25.4%)や鉱業(マイナス21.5%)の大幅な落ち込みは景気後退へ大きな影響を与えた。商業では特にホテル・フードサービスがマイナス66.6%と大幅に悪化した。コロンビア外食産業協会(Acodres)によると、長期の外出禁止措置により国内約9万店あるレストランのうち4万1,000店以上が閉鎖に追い込まれた。国内に2店あった「Hard Rock Cafe」や、接待・社交の場として有名だったコロンビア料理店の「Club Colombia」、ボゴタ市内で34年にわたり営業を続けてきた日本料理店「Hatsuhana」も閉店を発表するなど、影響は深刻だ。

需要項目別では、民間最終消費支出は、その5割以上を占めるサービスがマイナス21.2%と落ち込んだが、4割弱を占める非耐久消費財(2.5%)はプラス成長だった。支出目的別では、食料・非アルコール飲料は好調だった一方、レストラン・ホテル、輸送、被服・履物などは大幅に悪化した。

中央銀行は8月5日に発表した金融政策報告書で、2020年のGDP成長率予測をマイナス6%からマイナス10%の間、2021年は3%から8%の間になると見通している。

(茗荷谷奏)

(コロンビア)

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