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米カリフォルニア州、感染者数は減少傾向に

(米国)

ロサンゼルス発

2020年08月17日

米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は8月14日の定例会見で13日の1日当たりの新型コロナウイルス感染者数は7,934人で、州内の状況を「良い方向に進んでいる」と発表した。具体的には過去2週間(7月31日~8月13日)の陽性率が7.3%から6.2%に減少したほか、緊急病棟へのICU入院患者数も過去2週間で1,966人から1,684人へ減少した。これまでの同州の1日当たりの新規感染者数のピークは1万2,807人を記録した7月21日だった。

同州では検査結果の回収システムに問題があり、9日時点で29万5,000件の検査結果に遅れが生じていた。これに伴い、公衆衛生局のソニア・アンジェレ・ディレクターは8日に突然辞任した。

カリフォルニア州では8月10日時点で58郡のうち38郡が重点監視対象リスト(注1)(2020年7月16日記事参照)に入る。特にロサンゼルス郡含む同州南部では10郡(注2)全てが重点監視対象リストに含まれている。州内で感染者数が最も多いロサンゼルス郡の1週間(8月10~16日)の平均感染者数は1,961人で、前週と比べ17.9%減少した。

新しい事業スタイルで再開

重点監視対象となっている地域では、事業によっては屋内での活動が制限されているが、その中でもショッピングモール、理容室、レストランなどは屋外スペースを利用するかたちで事業の再開を進めている。

ロサンゼルス郡の南に位置するオレンジ郡コスタメサにある大型ショッピングモールのサウスコーストプラザでは、全250店舗の約半数がカーブサイドピックアップ(オンラインで注文した製品を同施設の特定の場所で受け取る方式)を採用している。理容室、マッサージ、ネイルサロンは、店舗に隣接する屋外スペースを利用、もしくは野外スペースを一時的に借りて事業を再開している。歩道スペースで散髪をする姿も一部の地域では日常化してきている。レストランは「コロナ禍」でデリバリーやピックアップサービスへ切り替えるなど対応してきたが、屋外席での飲食も少しずつ進められている。

(注1)感染者数、入院者数率、医療機関の患者受け入れ体制などで州政府が設定した基準を満たしていない郡が指定されている。

(注2)ロサンゼルス郡、オレンジ郡、サンディエゴ郡、インペリアル郡、リバーサイド郡、サンバーナディーノ郡、ベンチュラ郡、カーン郡、サンタバーバラ郡、サンルイスオビスポ郡の10郡を指す。

(サチエ・ヴァメーレン)

(米国)

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