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2020年上半期は輸出入ともに大幅減

(フィリピン)

マニラ発

2020年08月13日

フィリピン統計庁(PSA)は8月5日、2020年上半期の貿易統計を発表した。

輸出額は、前年同期比17.8%減の284億3,135万ドルだった。国別では、首位の日本(シェア:16.1%)に、香港(15.1%)、米国(14.1%)、中国(13.8%)が続く。これらの主要国・地域向け輸出は、前年同期比で軒並み減少した(添付資料表1参照)。特に、電子機器などで構成される米国向け輸出が大きく落ち込み、29.4%減となった。

また、品目別でみると、全体の56.6%を占める電子機器が14.9%減となったほか、機械、輸送機器が25.7%減、車両、航空機、船舶向け配線が34.3%減など、多くの品目で減少となった(添付資料表2参照)。8月1日付の「マニラ・ブリテン」ほか地元各紙によると、フィリピン半導体・エレクトロニクス産業連盟(SEIPI)のダニロ・ラチカ理事長は7月28日、2020年通年の半導体・エレクトロニクス産業の輸出見通しについて、前年比26%減と述べており、下半期も後退が続くものと見られる。

輸入額は、前年同期比29.0%減の390億3,313万ドルとなった。国・地域別では、首位の中国(シェア:21.1%)に、日本(9.4%)、韓国(8.5%)、米国(8.0%)が続き、いずれの輸入先も前年同期に比べて2~3割減少した。

品目別でみると、シェア29.5%で首位を占める電子機器が19.0%減となった。同品目は組立加工輸出に使われているため、前述のSEIPIの予測によれば、下半期も後退が続くことになる。また、新型コロナウイルス感染症への対策として3月中旬から始まった広域隔離措置の影響で、企業も個人も活動が制限され、内需が著しく減退したため、鉱物性燃料や潤滑油、輸送機器、産業機械など国内向けの主要品目は、輸入全体の落ち込みを上回る勢いで減少した。

(石原孝志)

(フィリピン)

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