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カジノを含む観光施設の営業、7月1日から段階的に再開

(シンガポール)

シンガポール発

2020年07月13日

シンガポールでは、国内2カ所あるカジノ付設型統合リゾート(IR)を含む13カ所の観光施設を、7月1日から順次営業を再開している。観光施設はこれまで新型コロナウイルス感染防止のため閉鎖されていたが、シンガポール観光庁(STB)は6月28日に、営業再開の申請を許可した施設から営業再開を認めると発表していた。

営業再開する施設は、植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」内のフラワードーム、ジュロン・バードパーク、リバー・サファリ、シンガポール動物園、IR「マリーナ・ベイ・サンズ」内のカジノとスカイパーク展望台、アートサイエンス・ミュージアム、IR「リゾート・ワールド・セントーサ」内のカジノ、水族館「シー・アクアリアム」、ユニバーサルスタジオ、マダムタッソー蝋人形館、トランポリン施設のバウンス、VR体験施設のゼロレイテンシーの13施設。利用者は、カジノの場合は既存会員および年間パスの保持者のみ、その他の施設でも予約制となる。

営業再開を希望する観光施設は同庁に営業再開の申請をし、同庁と貿易産業省(MTI)から従業員および顧客の安全管理対策案の承認を受けなければならない。営業再開に当たっては同庁が設定した勧告(アドバイザリー)(注)を順守する必要がある。同勧告では、定員の25%までといった入場規制や、1メートルの対人距離制限などが規定されている。またSTBは、国内ツアーの運営会社と国内ガイドのオペレーター・ガイドからの、営業再開の申請の受付も始めた。

同国では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により4月7日から6月1日まで必須サービスを除く職場が閉鎖され、翌2日から3段階での職場閉鎖の解除を開始した。同月19日にほぼ全ての経済活動の再開を認める第2段階に移行していた(2020年6月17日記事参照)。しかし、観光施設については感染のリスクを懸念し、再開を見送っていた。

2020年1~4月の外国人来訪者、短期渡航者の入国規制で前年同期比57.7%減

同国を訪れる外国人来訪者は2019年に、1,911万人と過去最高を記録した。しかし、新型コロナウイルス感染防止のため、3月22日から外国人短期渡航者の入国を全面的に停止。STBによると、2020年1~4月の外国人来訪者は前年同期比57.7%減少した。STBのキース・タン長官は発表で、「海外からの訪問客を完全に歓迎するには時間を要するが、シンガポール国民・住民に社会的責任を持って施設の利用を楽しんでほしい」と、国民・住民による利用に期待した。

(注)STBの観光施設、ツアーに関する勧告はSTBの安全管理規則のページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(南原将志)

(シンガポール)

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