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メトロ延線「Route2020」開通、会期延期もドバイ万博に向け準備進展

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2020年07月09日

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、1年の開催延期が決まったドバイ国際博覧会(2020年5月7日記事参照)(以下、ドバイ万博)だが、引き続き準備が進んでいる。

ドバイのムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム首長は7月8日、ドバイ・メトロの15キロにおよぶ延長線「Route 2020」の開通を発表した。ムハンマド首長やドバイ政府広報局の公式ツイッターによれば、開通したのは既存のレッド・ラインからの乗継駅となるジュベル・アリ駅(「ナキール・ハーバー&タワー」駅を5月に改称)からドバイ万博会場までの新設7駅で、市内と会場とを約16分で接続。万博会期中の来場者のアクセスの向上だけでなく、27万人が住む沿線の新興住宅地の新たな公共交通機関としても機能すると発表した。一般利用客を迎えた運用開始は、延期決定前の当初予定どおり2020年9月としている。

また先月、主催団体であるドバイ万博公社は地元紙「ザ・ナショナル」に対し、年内に会場工事を竣工(しゅんこう)する見込みと発表(6月18日付同紙)。会場内の旗艦建築である「サステイナビリティ館」と「モビリティ館」については建設工事を終えて展示物の設置に着手、広場・公園の造園作業なども進められており、重要な中間目標の多くを達成したと話した。他方で会期が延期となった影響で、具体的な人数は伏せつつも、公社従業員の解雇につながったことも明かした。現場の労働者の安全のため、保健当局・各館・建築業者とともに数々の予防措置を実践しながらの作業となるなど、「予想外の事態」での進行の難しさも現れている。

参加各国パビリオンの進捗については、タイ王国館が5月末の時点でパビリオン構造の建築作業を終え、館内のシステム・内装などの作業に取り掛かっていること、フィリピン館が2020年6月下旬に建築作業の約50%を終えたことなどを、それぞれ「コンストラクション・ウィーク」紙が伝えた。ルクセンブルク館は、できるだけ早くパビリオンを完成させることが費用・予算面で最善と判断、2021年初頭完成を目指して建設工事作業を進めていると7月2日付「MEED」紙が伝えている。

(安井梓、田辺直紀)

(アラブ首長国連邦)

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