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米カリフォルニア州で最大の石油・ガス生産を誇るカリフォルニア・リソーシズが経営破綻

(米国)

ヒューストン発

2020年07月17日

米国カリフォルニア州で最大の石油・ガスの生産を誇るカリフォルニア・リソーシズ(本社:カリフォルニア州サンタ・クラリタ市)は7月15日、テキサス州南部地区連邦破産裁判所に対し、債務解消のため連邦破産法第11章に基づく再建申し立てを行った。

同社は独立系の石油・ガス探査・生産会社で、2014年4月に石油生産大手のオキシデンタルから分割・設立され、ニューヨーク証券取引所に上場した経緯がある。

オキシデンタルから引き継いだ多額の債務の解消に努めてきた同社は、2014年末時点で63億6,000万ドルあった固定負債を、2020年3月31日までに48億6,000万ドルまで削減したが、同じく3月31日時点の負債総額は62億5,300万ドルだった。

同社によれば、新型コロナウイルス感染症の影響による供給過剰や需要の減少など、前例のない市場の状況下で、今次申し立てにより、債務およびメザニン債利息の合計50億ドルを解消して財務の健全化を図る。

同社の石油・ガス生産現場は、カリフォルニア州内のサンホアキン盆地、ロサンゼルス盆地、ベンチュラ盆地、サクラメント盆地であり、2020年1月から3月までの1日当たり平均生産量は、以下のとおり。

  • 原油:7万7,000バレル
  • 天然ガス液(常温・常圧では液体であるような重質の炭化水素):1万4,000バレル
  • 天然ガス:1億8,300万立方フィート

生産された石油・ガスの大部分は州内で販売している。

エネルギー関連の破産に詳しいヘインズ&ブーン法律事務所によれば、2020年は6月30日時点で23社の石油・ガス生産会社が破産しており、2017年の第2四半期までの14社、2018年の18社、2019年の18社と比較しても大きく増加している。2020年6月28日には、シェールオイル・ガス開発の先駆者であるチェサピーク・エナジーが連邦破産法第11章に基づく申し立てを行っている(2020年6月30日記事参照)。

(中川直人)

(米国)

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