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ほぼ全ての経済活動の再開、早ければ6月末前に実施も

(シンガポール)

シンガポール発

2020年06月01日

シンガポールの新型コロナウイルスの政府対策タスクフォースは5月28日、6月2日以降の3段階での事業閉鎖の解除により、ほぼ全ての経済活動の再開を認める第2段階(フェーズ2)への移行を早ければ6月末までに実施する可能性を示した。タスクフォースは6月2日以降も新型コロナウイルス感染者が少ない状態が継続すれば、6月中旬に第2段階への移行を決定する。

同国では4月7日から6月1日まで、必須サービス以外の職場閉鎖を実施した。6月2日からの第1段階の職場解除では、小売店や飲食店について、それまでどおりデリバリーと持ち帰りのみでの営業とし、オフィスでの業務も最大限自宅勤務を継続するとしていた(2020年5月21日記事参照)。第2段階での事業閉鎖解除では、より広い範囲の経済活動が人数制限などの感染防止対策を導入した上で認められるようになる。小売店の営業や、飲食店内での食事、ウェルネス関連の店舗、スポーツ施設などが開業する予定で、管轄当局が第2段階に移行する前に事業分野ごとの感染防止対策を発表するとしている。

タスクフォースは、(1)宗教活動や集会、(2)図書館や博物館などの文化施設、(3)会議、展示会などの大規模イベントや施設、(4)バー、ナイトクラブ、カラオケ、映画館などの娯楽施設など大人数が閉鎖空間に集まる感染リスクの高い活動について、管轄当局が業界団体と話し合いの上、第2段階中の具体的な事業再開時期を決める。

マスクの着用義務は継続、私的な集まりは5人まで

発表によると、第2段階に移行してもマスクの着用義務は継続する。また、私的な集まりについては5人まで認められ、自宅への訪問も1日当たり5人まで認められる。タスクフォースはその後、新型コロナウイルスの感染推移を見た上で事業閉鎖の第3段階「ニューノーマル」に移行するまで、集会人数の上限緩和などの規制を段階的に緩和していく予定だ。

シンガポールで5月28日までに確認された新型コロナウイルスは3万3,249人に上った(うち23人死亡、7人重篤、1万8,294人回復)。ドミトリー居住の低熟練外国人労働者以外の新規感染者は5月28日までの1週間で1日当たり5人と、その前週の6人から減少している。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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