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ルノー、南米市場でのコンパクトカープラットフォームを集約へ

(ブラジル、中南米)

サンパウロ発

2020年06月15日

ルノー・ブラジルは5月27日、自社の公式ウェブサイトを通じて、ルノー、日産、三菱自動車3社の競争力と収益性を向上させるために、新たな協力をめざすビジネスモデルを発表した。

3社の経営陣は、新たな戦略として以下の3つの項目を発表した。

  • プラットフォームと呼ばれるシャーシなどの骨格部分から車体上部までを含めて、企画を標準化する。
  • 商品セグメントごとに、1社が「リーダー」となり、他の企業が「フォロワー」となり支援を行いながら、リーダー会社が製造する車両(マザー車両)とフォロワー会社が製造する車両(姉妹車両)の開発を行う
  • 必要に応じて車両生産を少数の工場に集約する

同戦略のねらいは、効率性を重視しコスト削減を図ることにあり、各社の投資額は最大40%削減できると見込まれている。各社は、2025年までに全モデルの約50%を今回の戦略に従って開発・生産する。2025年以降のコンパクトカー(Bセグメント)SUVのモデルチェンジはルノーが主導する。

3社は世界の各地域で、リーダーを意味する参照役を1社指定することにも合意した。参照役となる企業は、自社の強みがある地域でさらなる効率化を図り競争力強化に注力する。また、他の2社は参照企業の強みを活用することで同地域での競争力を高める狙いがある。

南米市場においてはルノーが参照企業となり、ルノーおよび日産のコンパクトカー(Bセグメント)の、共通のプラットフォームを活用するなど合理化する。現在4つあるプラットフォームを1つに集約する。南米にあるルノーおよび日産の2つの工場で計7モデルを生産する予定だ。ブラジルではハッチバック、セダン、SUVの計6コンパクトモデル(ルノー「センデロ」、「ステップウエイ」、「ローガン」、「キャプチャー」の4車種、日産「マーチ」、「キックス」の2車種)が対象となり、CMF-Bと呼ばれる同一プラットフォームを使用する。

(大久保敦)

(ブラジル、中南米)

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