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米サンフランシスコ市・郡が独自の経済再開計画を発表、店内飲食は6月15日再開の可能性

(米国)

サンフランシスコ発

2020年06月05日

米サンフランシスコ市・郡は5月28日、段階的な経済再開に向けた計画を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同市・郡は既に5月中旬から一部経済活動を再開した(2020年5月20日記事参照)が、今回の計画は6月以降の長期的な内容を含む。同市・郡では、カリフォルニア州が発表した4段階の再開計画「再開へのロードマップ(Update on California’s Pandemic Roadmap)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」(2020年5月13日記事参照)に基づき、同計画の第2段階をさらに3つの段階(2A、2B、2C)に分けて、徐々にビジネス再開を行う。

同市・郡の計画の各段階で再開が認められる主なビジネスは次のとおり。

【第1段階から第2A段階(~6月14日)】

  • 全ての建設プロジェクト
  • 従業員50人以下の必要不可欠な製造業、卸売業、賃貸業、運送業
  • 不動産取引の対面でのサービス(社会的距離の確保とフェイスカバー着用の必要あり)
  • 小売業のカーブサイド・サービス(注1)による営業
  • 屋外娯楽活動向けの備品レンタル
  • 不要不急のビジネスに従事する従業員は在宅勤務を行うことが求められる

【第2B段階(6月15日の移行が目標)】

  • 従業員50人超の全ての製造業、卸売業、賃貸業、運送業
  • レストラン、バーの屋外での飲食提供
  • 屋内の小売業(ただし、ショッピングモールは再開計画の承認が必要)
  • 屋外でのフィットネス
  • 業務上必要な場合を除き、在宅勤務が引き続き求められる

【第2C段階(7月13日の移行が目標)】

  • 理美容院
  • 屋内での飲食提供(レストランを念頭)
  • 不動産のオープンハウス(予約制のみ)

【第3段階(8月中旬の移行が目標、注2)】

  • ジムやフィットネス施設
  • 映画館、ビリヤード、ボーリング場など限定的な屋内の娯楽施設
  • 第2段階までに再開が認められていなかった全ての個人向けサービス(ネイルサロン、マッサージ店、タトゥー店など)
  • バー

【第4段階(移行時期未定)】

  • ナイトクラブや観客を入れたスポーツの試合、ホテルなどを含む全てのビジネス活動が再開可能

なお、サンフランシスコ市・郡で現在発令中の自宅退避令について、ロンドン・ブリード市長は5月28日の会見で、「無期限に延長する。再開計画は実行されるが、住民には引き続き自宅退避を求める」と述べた。

経済再開の1つの節目となる飲食店の着席サービスの再開状況をみると、北カリフォルニアのベイエリア9郡(注3)のうち、ナパ郡(屋外・屋内ともに可、バーなどを除く)やソラノ郡(屋外・屋内ともに可、バーなどを除く)、ソノマ郡(屋外のみ可、バーなどを含む)が制限付きで再開を認めている(5月28日時点)。ジェトロが確認したところ、ソラノ郡の飲食店では依然、休業やデリバリーや持ち帰りのみで営業している店も多い。

(注1)消費者がオンラインで注文した商品を実店舗の駐車場などで車から降りることなく受け取れるサービス。

(注2)第3段階の中で段階をより細かく分ける可能性がある。

(注3)アラメダ郡、コントラコスタ郡、マリン郡、ナパ郡、サンフランシスコ郡、サンマテオ郡、サンタクララ郡、ソラノ郡、ソノマ郡

(石橋裕貴)

(米国)

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