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4月の小売売上高は40.5%の大幅減、EC比率は拡大

(シンガポール)

シンガポール発

2020年06月10日

シンガポール統計局の発表(6月5日)によると、4月の小売売上高は前年同月比40.5%減と大幅なマイナスとなった。新型コロナウイルスに伴う、大半の店舗の閉鎖の影響が大きかった。同国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、4月7日から6月1日まで、スーパーマーケットやドラッグストアなど、必須サービスを除く大半の職場を閉鎖した。6月2日からは閉鎖を3段階で解除しているが、第1段階では依然、多くの店舗が閉鎖しており、オンラインでの販売のみ認められている(2020年6月1日記事参照)。

部門別で最も落ち込み幅が大きかった業態は、時計・宝飾品で前年同月比87.8%減、衣料品・靴が85.3%減、百貨店が84.6%減と続いた。一方、営業が認められていたスーパーマーケットは74.6%増で、ミニマート・コンビニエンスストアが10.7%増だった。

EC比率は17.8%、前年同月の5.4%から拡大

また、4月の小売売上高は、推定21億シンガポール・ドル(約1,638億円、Sドル、1Sドル=約78円)だった。このうち、電子商取引(EC)の占める割合は、新型コロナウイルスによりオンラインでの購入が増えたことを受けて、前年同月の5.4%から17.8%まで拡大した。EC比率が高かった部門は、コンピュータ・通信機器で70.6%、次いで家具・住宅機器が50.4%、スーパー・ハイパーマーケットの7.7%が続いた。

このほか発表によると、飲食サービスの売上高は前年同月比53.0%減だった。飲食店は4月7日から6月1日までの職場閉鎖期間中だけではなく、現在の第1段階の解除期間中も閉店のままで、デリバリーと持ち帰りのみの対応となっている。飲食サービスの売上高は推定3億9,700万Sドルで、このうちオンライン比率が推定39.2%に上った。

シンガポールで6月5日までに確認された新型コロナウイルス感染者数は3万7,183人に上った(うち、24人が死亡)。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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