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第1四半期の貿易収支、17億3,200万ドルの黒字

(チリ)

サンティアゴ発

2020年06月02日

チリ中央銀行が5月25日に発表した資料によると、2020年第1四半期(1~3月)の貿易(通関ベース)は、輸出(FOB)が前年同期比7.5%減の168億9,000万ドル、輸入(CIF)が13.3%減の151億5,800万ドルで、貿易収支は17億3,200万ドルの黒字となった。

輸出を品目別にみると、輸出全体の48.6%を占める鉱産物は前年同期比3.7%減の82億1,300万ドルで、主に銅類が減少した(添付資料表1参照)。銅の主な輸出先は中国(全体の47.1%)、韓国(11.5%)、日本(11.0%)となっている。一方で、金や鉄は前年同期比でそれぞれ41.4%、89.1%増加し、金はスイス向けが前年同期比で61.3%増加した。

農林水産物は、前年同期比12.0%減の24億2,500万ドルとなった。サクランボは主な輸出先の中国で新型コロナウイルス感染拡大による市場の停滞を受け、11.3%減となった。ブドウは主要輸出先である米国(全体の57.8%)、中国(9.5%)、韓国(7.8%)でいずれも減少した。

工業品は、前年同期比10.3%減の62億5,100万ドルだった。そのうちセルロース、紙、ほかは37.2%減で中国向けが前年同期比36.0%減となった。サーモンは前年同期比14.8%減で、米国向けは前年同期比2.7%増加したが、日本とブラジル向けがそれぞれ41.8%、14.3%減少した。

輸入を品目別にみると、多くの品目で減少が目立つなか、エネルギー製品は主な輸入元である米国からの輸入増により前年同期比0.5%増の25億4,100万ドルだった(添付資料表2参照)。消費財は自動車が40.1%減、携帯電話が9.0%減、衣類は22.3%減だった。資本財は15.1%減の30億2,100万ドルで、鉱業、建設用機械が39.1%減と大幅に減少した。

輸出を主要地域別にみると、アジア向けが54.8%を占め、国別では中国(構成比33.6%)、米国(14.8%)、日本(8.9%)の順だった(添付資料表3参照)。日本向けは、銅鉱や冷凍サーモンの輸出が減少した。

輸入を主要地域別にみると、米州からが46.6%を占め、国別では中国(構成比23.7%)、米国(21.1%)、ブラジル(7.6%)の順で、米国からは石油や液化天然ガスなどのエネルギー製品の輸入が増加したが、中国からは携帯電話やノートパソコンの輸入が減少した。

(岡戸美澪)

(チリ)

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