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米運輸省、中国旅客機の米国発着便を週2往復まで許可に変更、全便停止から緩和

(米国、中国)

ニューヨーク発

2020年06月09日

米国運輸省は6月5日、6月16日から施行予定だった、中国の航空会社による米国発着便の運航一時停止令(2020年6月5日記事参照)を改定PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。改定内容は、中国の航空会社による米国発着旅客便を合計週2往復まで許可するもので、5日の発表と同時に施行した。

米運輸省によると、中国民用航空局(CAAC)は6月4日、外国航空会社による中国の発着便数に対する制限を6月8日以降、緩和する発表を行った。その発表を受け、米運輸省はCAACが米航空会社に許可しているのと同等の、週2往復の中国航空会社便の米国乗り入れを許可するに至ったとしている。

一方で、米運輸省は、中国が自国の航空会社による旅客便を週最大4便、米中間で運航することを許可しようとしていることと比較し、中国の改定内容は、民間航空運送協定で定められた権利を米航空会社が行使することを阻害しているとした。また、同協定における米国の航空会社の権利を全く無視した、中国政府の一方的な措置に「われわれは悩まされている」とも表明した。

さらに、米運輸省は、CAACが中国到着便の乗客の健康状態に応じ、今後、許可便数を増加または減少するとしている点、および乗り入れ地によっては、通常のCAACによる承認に加え、地方自治体の承認も必要になるとしている点を指摘している。

なお、米運輸省はCAACに対し、どの中国航空会社が米中間の2便を運航するのか、1社または2社を選定し、文書で通知することを要求している。また、航空会社を変える場合は、30日以上前にその旨を文書で米運輸省に伝えることとしている。

(吉田奈津絵)

(米国、中国)

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