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ウェールズと北アイルランド、独自のロックダウン緩和戦略を発表

(英国)

ロンドン発

2020年05月22日

英国の各地方自治政府で、ロックダウン緩和に向けた動きが活発になってきた。イングランドでは英国政府が発表したロードマップ(2020年5月11日記事参照)に沿った第1段階の緩和が5月13日に実現、その後、ウェールズ、北アイルランドの各自治政府も緩和に向けた戦略を発表した。

ウェールズ自治政府、緩和に向けたロードマップを公開

ウェールズ自治政府は5月8日、緩和は時期尚早と判断し、英国全土で行われていたロックダウン措置(2020年3月25日記事参照)をさらに3週間延長。一方、運動のための外出の回数制限は撤廃し、園芸用品店を再開するなど、屋外活動では一部の規制を緩和していた。

5月15日には、緩和に向けたロードマップ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公開。ただ、具体的な緩和の日程は示しておらず、項目ごとに移行のペースは異なる。これによると、第1段階では近隣への行き来や、対人距離を保ちながら同居家族以外の1人からのケアやサポートを受けることなどが可能になる。第2段階では、優先される一部の生徒から対面教育を再開し、家族や友人など小規模グループでの運動を行うことや一般小売店の営業再開、通勤の再開などを実現する。そして第3段階では、全ての対面教育の再開、制限なしの外出、スポーツやレジャー、友人との面会などが可能となる。

北アイルランド自治政府、5段階のロードマップを発表

北アイルランド自治政府も5月12日、5段階のロードマップ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表。各段階の日程は示していないが、就労、小売り、教育、外出、家族・地域、スポーツ・文化イベントの6項目について緩和の道筋を示した。例えば「就労」では、職場への段階的な復帰は第3段階、全員が職場に復帰できるのは第5段階とし、「小売り」では飲食店やカフェ、パブなどの再開は第5段階と設定されている。

5月18日には、一部の緩和措置の開始を発表。教会などの礼拝施設やドライブインシアターでの映画上映などを再開し、身体的接触の少ない屋外活動や、同世帯に属さない最大6人までの屋外での集会を認めた。緩和についてアーリーン・フォスター首相は「ロードマップの第1段階に基づき緩和を進めているが、慎重に、公衆衛生に関する当局の助言を順守していく必要がある」と述べ、引き続き感染予防を心掛けるよう住民に呼びかけた。

(杉田舞希)

(英国)

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