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サンパウロ市、5月11日から車両運転規制を導入

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年05月08日

ブルーノ・コーバス・サンパウロ市長は5月7日、市内全地域を対象とした車両運転規制を11日から導入することを発表した。今回の車両運転規制は、車両ナンバープレート末尾番号が偶数車両の場合、偶数日のみ、奇数車両の場合は奇数日のみに運転を可能とするもの。土日を含めた24時間有効で車両運転規制の終了時期は未定となっている。

サンパウロ市内の道路には至る所に交通監視カメラが設置されている。同カメラは違反車両のナンバープレート番号を認識し、当局は罰金と免許点数制度の減点を、違反した車両の所有者に通知できる。

車両運転規制の例外は、タクシー、オートバイ、医療関係者(技術者、看護師、病院労働者)とライフライン(電気、ガス、水道)関係者の車両となる。ただ、配車アプリの車両、パン屋、スーパーマーケット、薬局など必需業種となる従業員が運転する車両の一部も規制対象となる。コーバス市長は、「サンパウロ市の都市封鎖(ロックダウン)を防ぐための措置で厳しい規制が必要だ」と車両運転規制の必要性を強調している。

ブラジル保健省によれば、7日午後3時現在のサンパウロ市の感染者確認人数は2万3,187人(全国1位、ブラジル全体の18%)、死亡者数1,910人(同1位、同22%)に達している。エジソン・アパレシード保健局長は、感染拡大が続き危機的な状況で、市内50%の病院でベッド使用率が95%を超えていると説明している。

感染拡大が続くブラジルだが、現在、医療体制に余裕があり感染増加率が低い都市では経済活動可能な必需業種が拡大し始め経済活動が徐々に再開し始めている。一方、感染者が急増し医療崩壊リスクが高い都市では、生活に必要不可欠な商業・サービス以外の全ての施設を強制的に閉鎖し外出自粛を要請する検疫措置(感染拡大防止措置)を取り続けることが厳しくなる傾向にあり、一部の都市では都市封鎖を行ういわゆるロックダウンも始まっている。

(大久保敦)

(ブラジル)

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