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感染フェーズ3を受けメキシコ市とメキシコ州で車両走行規制を開始

(メキシコ)

メキシコ発

2020年04月23日

メキシコにおいて、4月21日に新型コロナウイルス感染状況がフェーズ3に移行し、同日公布の保健省令により、一部の地域を除き原則5月30日まで外出自粛も延期された(2020年4月22日記事参照)。これを受け、メキシコ市のクラウディア・シェインバウム市長は、市内の感染と医療機関の状況を報告し(注1)、4月23日から市内の地下鉄とメトロバス、近郊線の停車駅の20%を閉鎖すると発表した。また、オイ・ノ-・シルクラ(今日は走行しない)と呼ばれる車両走行規制を、排ガス検査で「0」や「00」の認定を受けた車両も含め、原則全ての車両に対して敷くとした(注2)。具体的には、タクシー(注3)、バス、輸送トラック、障害者用車両、医療従事者の移送車両を除き、ナンバープレートの末尾番号(注4)よって、特定の曜日の午前5時~午後10時に市内の走行が認められない。

他方、メキシコ州のアルフレド・デル・マソ知事も、同様に4月23日から州内のバスとケーブルカーの運行レベルを50%まで引き下げ、トルーカ市ではメキシコ市と同じく、ナンバープレートの末尾番号を元に車両走行規制を実施すると発表した。

より厳格な措置を取る州も

メキシコ全体に感染が拡大しているものの、外出自粛要請や衛生管理の厳格さは州や市町村ごとに濃淡がある。コアウイラ、プエブラ、ミチョアカン、タマウリパス、チワワ、ハリスコ、ユカタン、モレロス、ヌエボレオン、キンタナローの各州は外出時のマスク着用を義務付けているが、メキシコ市とメキシコ州では、公共交通機関利用時のみだ。なお、ソノラ、ハリスコ、ミチョアカンの3州では外出が原則禁止されており、違反すると州法に基づき、罰則が適用される。

(注1)4月20日時点で感染者数は約2,700人、死者は約200人。感染疑い者数は1日約500人増で、公的・民間を問わず全医療機関の35%は新型コロナウイルス関連の患者に対応しているという。

(注2)環境保全のための交通規制は、ナンバープレートに加えて排ガス検査証に基づき行われ、検査証に「0」や「00」が記載された合格車両は、大気汚染レベルが通常の場合は規制対象外。

(注3)ウーバーなどのシェアモビリティは車両交通規制の対象。

(注4)月曜は5と6、火曜は7と8、水曜は3と4、木曜は1と2、金曜は9と0。なお、メキシコ市以外のナンバープレートも対象となる。

(志賀大祐)

(メキシコ)

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